2.5次元の舞台やコンサートで活躍するのが、ペンライトです。
そのペンライト、実は、世界にひとつだけのペンライトにカスタマイズできるのです。
色とりどりのライトに浮かび上がる、歌詞や推しキャラの名前など。カチカチと簡単に手元で色を変えられるペンライトであれば、色を変えるたびに雰囲気も変わりますね。
そこで今回は、このペンライトのカスタマイズ方法をご紹介します。ごく簡単な上に、すぐ元に戻すこともできるので、気軽に試してみてください。
しかし、公演や作品によっては「公式でグッズとして販売されているもののみ許可」「改造ペンライトは持ち込み禁止」というケースもあります。事前に公式ホームページなどで、情報を確認しておくようにしましょう。
STEP0 カスタマイズ方法をざっくりと
ペンライトのカスタマイズ方法は、ざっくりと説明すると、「本体を外して筒の中に紙を入れる」これだけです。
透明なOHPフィルムにインクジェットでプリントしたものを入れたり、中から照らされる光を利用して、影絵の原理でキャラの名前やモチーフなどを浮かび上がらせることもできます。
そのため、おしゃれで凝ったデザインとなると、ある程度のPCスキルや「切り絵」の技術が必要になってしまいます。しかし「そんなことできない!」という方のために、今回はOHPフィルムいらずの簡単なモチーフで、作り方をご紹介します。
STEP1 手持ちのペンライトのタイプを確認する
まずは、手持ちのペンライトのタイプを確認しましょう。おすすめなのは、キングブレードの「シャイニング」のホワイトです。
キングブレードには、キラキラと輝く「シャイニング」、マットな白みがかった「スモーク」、小型タイプで通勤バッグにもおさめやすいスモークの「スーパーチューブ」があります。
いずれも2400~3000円ほどで手に入るので、まだ手持ちに無い人は「まずは1本シャイニング」です。スモークタイプはムラの無い発色が綺麗なのですが、改造をするにはシャイニングが向いています。
シャイニングは筒が透明で、中にキラキラしたシートが入っています。このシートを取り換えることで、カスタマイズができるのです。
STEP2 デザインを考える
ペイント・デザイン系のパソコンソフトをある程度使いこなせるスキルがあれば、デザインをして、OHPフィルムに印刷をするだけでカスタマイズ用シートができあがります。
あとは、ペンライトの本体を外して中に入れ、元に戻すだけで終了です。
しかし今回は条件として、
・ごく簡単なモチーフ
・パソコンを使わず、難しいデザインも行わない
・工作レベルもごく簡単に
という前提で作るため、材料はコピー用紙、必要な道具はカッターのみです。
STEP3 カスタマイズ作業開始!
今回作るのは、シックスパックに分かれた腹筋が自慢のキャラクター。彼を象徴するような、6つに割れた腹筋をモチーフにして作ってみましょう。
<できあがりイメージ>
キングブレードの本体・ライト部分をくるくるとひねり、中のキラキラシートを取り出したら、シートの大きさを確認してください。
A5(コピー用紙の半分)A6(文庫本・ハガキ)くらいですね。今回は、縦方向に3つ円を描き、それをくりぬきます。左右を同じにしたいので、重ねて抜いても良いでしょう。
今回の工作はそれで終了です。穴のあいた紙を筒に入れ、本体にセットし直します。
スイッチオン!パープル!
内側からの光に照らされて、鋼のシックスパックができあがりました!
あとは、適切なタイミングで使用するだけです。
ペンライトでの応援に関して最後に
はじめに紹介したように、ペンライトは応援グッズのひとつとして、公式から販売されていることがあります。そして「公式のもののみ使用可」というイベントもあります。
・持ち込みペンライトは使用可能なのか
・自作・改造ペンライトの持ち込みは可なのか
・何本まで使っていいのか
これらを、公式サイトなどで必ず確認しましょう。
周り、そしてキャストにも迷惑をかけないように、ペンライトを使って楽しく応援しましょう。