若手俳優のオタクの中には、”厄介”や”害悪”と呼ばれる、他のファンから見て迷惑なオタクが存在します。
彼女たちは、実際にどんな迷惑行為をしているのでしょうか?
具体的な例を出しながら紹介していくので、この内容を反面教師に、厄介がられないオタクを目指しましょう!
観劇中も発生する迷惑行為
基本的な観劇マナーくらいみんな守ってるでしょ、と思いきや、意外と守れていない人もいるのが現実。
推しが出ているシーンはしっかり観ているのに、推しがはけるとおしゃべりを始めてしまったり、酷いときはスマホをいじったり…。
推し以外が目に入らないタイプだと、自然と推しのシーンで前のめり観劇になっていて、周囲の人に迷惑をかけている場合も。
もっとよく推しを観たい、という気持ちから自然とそうなってしまうのかもしれませんが、もしそんな人が視界の中に座っていたら気になってしまいますよね。
2.5次元作品では、役としてのファンサに対して、キャスト自身の名前を呼んで困らせるといったケースもあります。
現場での迷惑行為は本人のマイナスにつながる
個人イベントの場合、その会場にいるほとんどのファンがその若手俳優のファンということになります。
一方、舞台には出演キャストのファンや原作ファンなど、たくさんの人達が集まります。
そこで迷惑行為をはたらくと、そのオタクを通じて俳優本人のイメージまで下がってしまう危険性もあるのです。
あの俳優さんにはこんな厄介なオタクがついているのか…と、俳優自身の演技や発言にまったく関係のないところで印象が悪くなってしまいます。
誰のファンかを公言していなくても、グッズの取引や付けているグッズや観劇中の視線などで周囲のオタクはその人が誰のオタクか察するものです。
自意識過剰に振る舞う必要はありませんが、推しのイメージが悪くならないようなオタクでいたいですよね。
入待ち、出待ちをする”町厨”
稽古場や劇場で俳優の出入りを待ち伏せして、話しかける行為を入待ち(いりまち)や出待ち(でまち)といいます。
若手俳優界隈では、入待ちや出待ちは本来禁止事項。
事務所や舞台の公式サイトにも禁止事項として書いてありますが、それでも一部のオタクはこの迷惑行為を続けています。
舞台の公式サイトが、繰り返し入待ちや出待ちの禁止をアナウンスしているのを見かけたことはありませんか?
ああいうときは、注意してもしつこく続けているオタクがいるということです。
ちなみに、この入り待ちや出待ちを熱心に行っている人たちのことを”町厨(まちちゅう)”と言ったりもします。
町厨への対応は俳優ごとにそれぞれです。
しつこいからささっと話してプレゼントを受け取って終わらせたり、無視をしたり、邪険にはしづらいためしっかり対応してしまう人もいるとか。
いずれにしても、他のキャストやスタッフにも直接迷惑がかかってしまうので、絶対にやってはいけない迷惑行為です。
もはや犯罪!頻発する危険な事案
若手俳優界隈では、たまに常軌を逸した行動で俳優に迷惑をかけるオタクが現れます。
GPSを仕込んだプレゼントを渡して自宅を突き止めようとしたり、現場からタクシーで追いかけて家までついていこうとする人もいました。
妄想を拗らせた結果、自身が俳優の恋人だと勘違いしてしまい迷惑な言動を繰り返す人も。
虚言だとわかっていても、同じ俳優のファンだったら…と思うとちょっと気味が悪いケースです。
迷惑行為は俳優を追い込む
入待ちや出待ちなどは、俳優のいわばプライベートに踏み込む行為です。
オフ状態のときまでファンの対応をしなくてはならないとなれば、それだけ本人に負担がかかってしまいます。
そのストレスが溜まれば、体調を崩す原因にもなるかもしれません。
迷惑行為の対応で心を砕く時間を、ステージでより輝くためや、貴重なプライベートの時間として有効に使って欲しい。
そう考えるオタクが増えれば、迷惑行為も少しは減ってくれるのかもしれません。
まとめ
今回は迷惑なオタクの一例をご紹介しました。
迷惑行為は、俳優への風評被害になりかねません。
現場では、堂々と「○○くんのファンです」と名乗れるような、清廉潔白なオタクでいたいものです。