そういった方、いらっしゃいますよね。
わかります。
「認知」とは
推しから多数いるファンの中から「一個人」として覚えてもらえること。
基本的にはオタクにとって「欲しいもの」「特別なもの」として扱われることが多い「認知」。
それはそう、何人も何万人もいるファンのなかから、ありきたりな会話ではなく、個人対個人として話せたり、「覚えてるよ」と二人にしかわからない会話ができたりするのです。
しかし、認知に関しては面倒なことも増えたり、タイトルにあるように推しの活動のために貢ぎたいけど、こんな自分を認知されてしまうのも嫌だと思う人もいます。
特別なことで覚えてもらえることなんて、そうそう無いんなら心配する必要ないのでは?
そう思うかもしれません。
しかし、我々の追う「若手俳優」は、まだまだファンの総数が少なかったり、これからもっと長く応援してくれるファンを作るため、俳優側も戦略としてきちんとファンを覚えようとします。
Twitterをエゴサして、ファンの顔と名前を合わせて覚えてくれるなど、日常的にやっている俳優は多いです。
これは本当にありがたい努力であり、推しが俳優として頑張っていくために今も努力しているんだなととても目頭が熱くなる思いになります。
しかし!!!!
周りの子みたいに可愛くもなく、別に夢女子というわけでもないので、本気で強がりでもなく「認知」がいらない人だって存在するのです。
でも推しは見たいし、現場には通いたい。どうすればいいのか。
そんなオタクのために少しでも認知を避け、なにをすれば推しに貢げるのか。
その方法を推しの現場ごとに考え、探してみましょう。
前に「推しにお金を払いたい!推しのためにできることは?」という記事で、推しにいくであろうお金の使い方を紹介しました。
今回も、それと少し被るところは出てきてしまうかと思いますが、推しへの金銭的なバックについては前回の記事で細かく書かせていただきましたので、是非参考にしてみてください。
現場その①「2.5他、大きな演劇の舞台」
認知警戒度☆
こちらは舞台自体が大きく、また観客も多いため認知される心配はそんなに高くは無いでしょう。
ここ最近では、舞台から客席への「客降り」も頻繁にありますが、客降りの最中の演者は顔を覚えてる暇もなく、また芝居中と言うことでテンションがマックス状態にあるので、認知の心配はほとんど無いでしょう。
演者からの認知はほぼ無いかと思いますが、ここで厄介なのはファンからの認知です。会場付近での態度、マナーなどが悪いとすぐにファンには覚えられてしまいます。
これは認知でよくあるトラブルで、たとえ役者から認知されていなくても、ファン界隈で認知されてしまうと面倒なことが増え、演者から認知されているなどの勝手な噂を流されてしまうこともあります。
もちろん、観劇中も悪目立ちすると良くない意味で演者の認知を貰ってしまうこともあるので注意を。
この現場での推しへの貢ぎ方として、作品のグッズは何%か取られつつも、推し個人のブロマイドなどは推しにバックがいくことがほとんどです。
パンフ、DVDなどの全体作品ではバックはいかないので、欲しいものを買ったら、あとは推しグッズに集中攻撃。
そして推しの人気度を表すためのスタンドフラワーなどを出すことも推しのためになります。
ただ名前すら認知されたくない場合は「ファンより」などの記名でも問題なし!
現場その②「小劇場」
認知警戒度☆☆
若手俳優は、毎回毎回大きな舞台に立てるというわけではなく、自分の下積み、経験、また自団体の劇団での公演も頻繁にあります。
小劇場は、キャパは50という小さいところから100~300というところも含めて良いでしょう。
単純に箱が小さく、舞台にいる演者からも客席のファンの顔が見える場合があります。
そして、小劇場では終演後に演者が劇場内、または外で本人が挨拶するということがよくあります。
これは直接ファンレターを渡せたり、感想を言えたり、認知が欲しい身としては絶好のチャンス。
では認知が欲しくない場合はどうしましょうか。
話しかけにいかなければいいのではないか、ということではあるのですが、カーテンコールでずっと推しを見ていると、推しが前の端から後ろの端まで一人ひとりの顔を見ていたらしく、そこでバッチリ目が合ってしまうということもあります。
もちろんそれだけで認知に繋がるとは思いませんが、警戒はすべきかと。
そしてマチソワ間やることがなく、劇場付近で待っていると、休憩にと近くのコンビニへ移動する演者団体と鉢合わせてしまうなんてことも。
大きな舞台では考えても見なかったようなエンカウントをしてしまうことがあるので注意が必要ですね。
小劇場のグッズも大きな舞台と大きな違いはありませんが、こちらのほうが個人グッズのバック%が恐らく大きいと思われます。
プラスして、チェキであったり、演者本人が出している個人物販はほぼ直接お金がいくので貢ぐ大チャンス。
劇団全体のものより、ここでも個人のものが狙いどころ!
現場その③「個人イベント」
認知警戒度☆☆☆☆
これは警戒度が跳ね上がる現場です。
個人イベントでは、小劇場並に小さいハコで推しが喋ったり、ファンと交流するイベントが主です。
「カレンダーイベント」「リリースイベント」「ファンミーティング」「バスツアー」などなど…今回はバスツアーもこれに含めてしまいましょう。
お芝居をしている推しからグッと距離が縮まります。
トークの時間にも、自分対ファンで、ファンに友達のように問いかける場面が多くあったり、最前列、通路席などであれば推しから話しかけてくれることがとても増えます。
ここまで警戒度が上がるのは、前述した距離の縮まり方ももちろんありますが、このような個人イベントにはほぼ99%ほどと言っていいほど、『接近戦』があるからです。
接近戦については、次の項目で説明します。
現場その④「接近戦」
認知警戒度☆☆☆☆☆
接近戦とは、推しと1対1で喋れる、必然的に距離が友達のように近く、接近することになるイベントのことです。
「握手会」「ハイタッチ会」「チェキ会」などなど・・・。
イメージとしてはアイドルの握手会ですね、あれとほとんど一緒です。
写真集のリリースイベントなどでは購入数によって喋れる秒数が伸びたり、何回も喋れたりなど、グッズの積ませ方もアイドルと同じ感じです!
我々の推す若手俳優の界隈で一番多いのは恐らく「チェキ」のタイミングかと思います。
完全に1対1で、複数枚撮る場合にはカメラがセッティングし終わるまでの間の会話や「どんなポーズで撮る?」など、友達のような会話ができるタイミングがあります。
ここで認知されないためには、なるべく「よくいるオタクの姿」でいることが重要!
「いつも応援してます」であったり「好きです」くらいの無難な会話を心がけましょう。
推しから「僕のことどこから知ったの?」と聞かれれば、彼の代表作を答えるといいでしょう。
とにかく印象に残らない会話をし、印象に残らない服装などの出立ちでいること。
そして禁句は「はじめまして」です!
絶対に言ってはいけません。
なぜなら、それに対して「はじめてじゃないよね?」と推しが言うのが恒例のやりとりだからです。
たとえ本当に初めてでも言わないようにしましょう…!
そして、個人イベント、接近戦では推し個人のグッズしか出ません。なので全部買いといくのもぜんぜんオッケーでしょう。
ですが個人的なオススメはやはりチェキとブロマイドです。
写真集やブックレットなど、外注作業がいるものは恐らく所属事務所のほうにもいくと思われます。
ここでは推し個人が作ったであろうものも購入をおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
認知を「されたくない」オタク向けの内容でした。
現場での行動はぜひこれを参考にしていただき、推しに集中的に貢ぐ方法はこの前の記事も参照してみてください。
では、良いオタクライフを!