推しのカレンダー

カレイベとは?

年内の観劇予定が決まり、チケットが入手できてほっとしている頃、聞こえてくる単語があります。それが「カレイベ」。カレンダー発売イベントのことです。
カレンダーを発売するだけでイベントするの? という疑問があるかもしれません。
とりあえず若手俳優は、なんでも発売さればイベントがあると思っておくといいでしょう。
カレンダー・写真集・CD・BD / DVD、そして誕生日、接触できるイベントは数多いです。

カレイベは10月~12月頭にかけての土日に行われることが多いです。
推している俳優は公演中だから大丈夫と思っていても、東京公演と地方公演の間にある土日に行われることもあります。
推しが複数なら日時が重なることもありますのでスケジュールの調整は大変です。

カレイベのチケット入手方法と通し参加特典

カレイベのチケット販売方法は、FC等の先行ありや先着の一般販売のみ等、舞台と同じく色々です。当日券が出ることもあるので、最後まであきらめないことが大事です。
チケットは人気公演の舞台よりはとりやすいかもしれませんが、激戦も珍しくありません。
一日で複数回やりますが、会場のキャパはさほど多くない上、通し参加特典ありだと一人が何枚も買うためです。

カレイベが時間入替制で行われる場合、一回参加なら握手のみ、二回以上参加なら2ショットのチェキ一枚がとれる等、回数によって特典がつくことを通し参加特典と言います。
カレイベは三部制が多いと思いますが、いきなり一般販売されるパターンだと、まず完売するのは真ん中の第二部となる場合がほとんどです。
通し参加特典のため、一部と二部、二部と三部等の組み合わせが人気のようです。
遠方からなので一部や三部は参加できないという方もいるので、時間がある方は一部と三部という買い方も検討しておくといいでしょう。

カレイベ当日の流れは?

いよいよカレイベ、推しに会えると緊張します。このあたりの流れはイベントによってそれぞれです。
カレンダーは本人が手渡してくれますが、時間節約のためにスタッフ渡しの場合もあります。

握手、ハイタッチ、サイン等、いろんなパターンで推しと接触できるイベントなのはほぼ確実です。
小一時間程度のトークタイムがあれば、カレンダー撮影時や最近の舞台の話、プライベート風トークが聞けます。このトークは会場に行った人だけのお楽しみになります。

カレイベ当日は生写真等の限定の物販があったりします。
こちらは舞台の物販に比べると種類も少ないので時間はかかりません。あまり早く行って会場に迷惑をかけないようにしましょう。

カレイベの注意点

カレイベはカレンダー発売を記念したイベントですから、当然ですがカレンダーがついてきます。
一回につき1冊。最近ではA3カレンダー+卓上カレンダーつきのイベントもあり、参加する回数ごとに1セットずつもらえます。
三部制のカレイベを東京・大阪でやった推しを追いかけて全通すると、カレンダーが全部で6セット手元にきます。

俳優ファンの友達で、やたらとカレンダーをくれようとする人がいたら、カレイベにたくさん参加した人かもしれません。

ちなみに、通販特典がカレイベ特典とは違う場合もあります。
それを目当てに通販でも予約していたら、自宅にも同じカレンダーが届くことになります。

このカレンダー、当日に持ち帰るのは大変です。カレンダーの入る袋はもらえますが、その袋が持ちやすいとは限りません。
一回分を想定した袋なので、まとめると破れそうになったりもします。天気の悪い日は濡れてしまうことも。
カレイベに参加する方は、推しのカレンダーを大事に持って帰るために、大きめのエコバッグ等を用意すると便利です。

また、カレイベは電子チケットが主流です。
当日、充電切れでチケットが出せなくて慌てる人をごくたまにですが見かけます。
モバイルバッテリーも忘れずに持ちましょう。
カレイベ会場はオフィス街も多く、週末に充電できるお店は限られているので自力充電が基本です。

まとめ

今年は推しのカレイベがなかったという方も、油断はできません。
4月はじまりのスクールカレンダーに合わせて、年明けにカレイベという可能性もあります。

とにかくカレンダーがついてくる楽しいイベントがカレイベです。
舞台以外の推しを見たいと思った方は一度参加してみてはいかがでしょうか。

きらはい☆コラム 一覧へ戻る