吉田翔吾ってどんな人?
吉田翔吾は劇団ひまわり、砂岡事務所を経て、現在フリー。
事務所時代に入団したポップンマッシュルームチキン野郎という劇団に所属しながら、小劇場・商業、2.5次元などの舞台に出演する舞台俳優です。
さっぱりとした性格でシニカルな笑いを創る独特かつ唯一の空気をもつ人、そんな吉田翔吾のプロフィールを見てみましょう!
Profile
名前:吉田翔吾/よしだしょうご
生年月日:1992年11月2日
血液型:A
身長:168cm
趣味・特技:映画鑑賞、バク転、10円玉10枚一瞬でキャッチ
事務所所属:なし
所属:(劇団)ポップンマッシュルームチキン野郎
劇団ひまわりからそのまま2017年に青年部の砂岡事務所にあがり、現在では事務所に所属せず、前々から入っていた劇団東少、ポップンマッシュルームチキン野郎への劇団所属という形で活動をしています。
彼本人も独特な性格で、趣味の欄に気になるものが既に書いてありますが、そもそものプロフィールを記載しているポップンマッシュルームチキン野郎(通称PMC野郎)が独特な劇団なので、彼にはぴったりなのかも知れません。
それがよくわかる、PMC野郎公式の吉田プロフィールに書いてある概要をご覧下さい
“類い希なるセンスを武器に、この世の真実を舞台上で見つけ出そうとする、ポップンマッシュルームチキン野郎が誇る若武者。
稽古場で全ての役者から学び取ろうとするエネルギッシュな姿勢は、飢えた狼の様である。
2014年『うちの犬はサイコロを振るのをやめた』のオーディションに合格し、同作に出演したのをキッカケに入団。吉川ひなのとIZAMのスピード婚並みの早さで劇団員となった。
その魅力で観客の心を、メルティーラブ、離さない。”
引用元:PMC野郎公式HP
メルティーラブ・・・!!!!
個人的に、PMC野郎さんのお芝居とっても好きなので、ここに出演している彼はぜひ観て頂きたいです。
正統派黒髪のウェーブがかった髪、高めの声、くりっとした丸い瞳と、さらに加えてはじめて2.5次元作品に出演した際のキャラクターが忍ミュの不破雷蔵という、可愛い目のキャラであったことで、外見的要素としてはかなり可愛らしいイメージがつきやすいこの吉田翔吾ですが、実はかなりハッキリサッパリとした性格で、彼の名前を広めた忍ミュ作品の中でもアクロバット担当など、見た目を裏切るギャップを兼ね備えています。
そして本番中の彼はなかなかシュールな写真を撮る事が多いです。
バンビショー7日目終了しました!!
渋谷ハロウィン仮装激混みにもかかわらずご来場いただいたお客様誠にありがとうございました🙇♂️
お昼はトークショーとマジックショー。巳碧さんのマジック凄すぎました…。そういえば生で大規模なマジックショーを観たのは初めてな気がする🦹♂️ pic.twitter.com/s2XCkfAGm3— 吉田翔吾 (@SYOGOYOSHIDAda) October 31, 2019
彼の一番の特徴としては、とてつもない画伯だということが言えます。
画伯と言っても幅がある・・・と思われると思いますので、まずはご本人の絵をどうぞ。
こちらは2019年9月の「舞台013」のメンバーを描いたイラスト。
— 吉田翔吾 (@SYOGOYOSHIDAda) September 29, 2019
そしてフレッシュジュース屋さんに訪れた際の絵日記。
こないだのできごと pic.twitter.com/WuiSWid7d3
— 吉田翔吾 (@SYOGOYOSHIDAda) September 18, 2019
仲の良いキャストたちからももはや芸術だな、と言われる作品を生み出しています。
しかし!2020年5月に彼のアートに変革が見られました!
お前マジで嘘つくなよって言われそうですがこれ僕が描きました。 pic.twitter.com/8uDmy0zWnL
— 吉田翔吾 (@SYOGOYOSHIDAda) May 22, 2020
まだまだ下手くそですが動画撮ってみたので、よかったら見てみてください🌍 pic.twitter.com/PzjuD1sJyu
— 吉田翔吾 (@SYOGOYOSHIDAda) May 26, 2020
これはおそらく、後述します彼の出演予定舞台「左ききのエレン」に影響されたものではないかと考えられます。
もともと休日はJAXAに行って趣味に没頭したりなど、宇宙が好きな彼がスプレーを使って宇宙を表現し、そのメイキング動画も載せており、独特ではあるものの吉田の持つ芸術的センスはやはり大きかったのでは・・・!と、仲間含めTLを震撼させました。
ミュージカル忍たま乱太郎
こちらは先述した通り、吉田翔吾という俳優の名前を大きく広めた出演作だと思われます。
吉田自身の代表的な2.5次元出演作品であり、9弾では座長も務めました。
役柄としては、今まで忍ミュでメインであった6年生の後輩、5年生の一員として5年生メイン回の8弾9弾の初演再演に出演しました。
この時、役柄としても相棒といえる立場であった久下恭平と共演し、それから二人は共演率が高く、二人でコンビとして呼ばれる、取材されるという事も少なくない様です。
久下だけではなく、5年生のキャストはとても仲が良く、忍ミュ以外でも一緒に仕事をしたり、プライベートでは5年生の5人で旅行に出かけたりなど、強いつながりを見せているようです。
このメンバーの中には、歌が得意なキャスト、ダンスが得意なキャストなどがいますが、その中でも彼は「アクロバット」担当で、JAEのキャストさんたちがいる中でも堂々とバク転を披露しています。
そんな忍ミュでの役が「不破雷蔵」。
語呂合わせからファンが「2/8は不破雷蔵の日」と決めたことに、演者である吉田ものっかり、毎年2/8には不破の日として動画をあげています。
普段の言葉は淡泊であったり、役と真反対の迷わない姿であることが多いのですが、ここでは普段見せない役への愛を見せてくれます。
2月8日
不破の日と勝手に決めています👍
迷い悩み最善の1手がうてる、そんな1日になりますように!! pic.twitter.com/PharN2IbYJ— 吉田翔吾 (@SYOGOYOSHIDAda) February 7, 2020
TacT
実は吉田はTacTという音楽グループでライブも行っていました。
こちらは先程の忍ミュ5年生メンバーの栗原大河の牽引するグループでした。
ですが2019年6月末に吉田は脱退しています。理由としてはスケジュールの問題・・・多忙であった為、他メンバーを付き合わせてしまったりしたこと等をあげています。
メンバー間になにかあったというわけでもなく、2019年6月30日のフェスを最後に円満に脱退しました。
6月末のライブを持ちまして。TacTを脱退することになりました。
今まで応援してくださった皆様本当ににありがとうございました。
そして、突然の発表で申し訳ありません。 https://t.co/tTetnU8cN7— 吉田翔吾 (@SYOGOYOSHIDAda) June 10, 2019
よか音フェス終了しました!!
ご来場いただいたお客様誠にありがとうございました🤗
よかろうもんさんとのフェス超絶楽しかったです!!そして今回のライブでTacTでの活動が最後でした。1年半5人でやってたので寂しくなりますが、これからも TacTをよろしくお願いします!
みんなありがとう!! pic.twitter.com/LvEmpHyRNI
— 吉田翔吾 (@SYOGOYOSHIDAda) June 30, 2019
げんせんじゃ~2019
忍ミュで共演したことのある久下恭平・山木透・薫太・渡辺和貴も出演している東京印のげんせんじゃ~2019。
げんせんじゃ~は毎年夏に行う恒例の舞台であり、毎回違うキャストで公演を行っており、2019年のバージョンに吉田が出演するという形でした。
このときの吉田は台詞が一切ないキャラクターでした。
耳が聞こえず手話で喋るという、板の上でのお芝居では難しい役どころだっただろうことは素人にもわかりました。
しかし、吉田のお芝居はすごかったです。たった一人で板の上で、言葉なしに表現する場面があるのですが、これはもう記事では言い表すことができないのでぜひご覧になって下さい。
言葉なしで感情を表現する事、障がいを持った人の、音の聞こえない人の人生を演じた姿は見事だったとしか言えません。
個人的な感想ですが、後述するPMC野郎でも吃音の役をやったときなど、こういった、なにか足りない役を演じるのが、人の心に入って来る芝居がうまい役者さんだと思っているので、この役ははまりどころでした。
左ききのエレン?横浜のバスキア篇?
2020年4月に舞台化予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期になってしまいました。
左ききのエレンは、SNS上で話題になった、デザイン・アート界隈を描いた作品です。
「天才になれなかった全ての人へ」というキャッチコピーで、リアルな人の感情描写で話題になりました。
その左ききのエレン舞台化にともない、吉田は主人公「朝倉光一」に抜擢されました。
そして久下も神谷雄介役で出演が決定。
吉田の感情の描写がズバ抜けているところと、いわゆる大スターのような雰囲気のある外見ではなく、自然で現実の地続きにある様な外見と雰囲気が絶対にはまると思っていました。
朝倉光一は学生時代に、いわゆるイキっていたデザイナー志望の学生で、青臭い感情を抱いていましたが、とある事件で自分よりも圧倒的に高い場所にいる才能を目の当たりにします。
それから数年、デザイナー事務所で仕事している場面へと切り替わります。
そこでも会社として認められないこと、才能の壁にぶちあたることで多くの感情描写がなされます。
舞台左ききのエレンはこの横浜のバスキア編を一作目とした三部作での上演が予定されており、今回延期となった横浜のバスキア編は11月に延期として開催予定です。
吉田翔吾演じる朝倉光一にぜひ注目してください!
ポップンマッシュルームチキン野郎
2017年から所属していた砂岡事務所を2019年11月30日に契約満了として退所しました。
【ご報告】
この度、11月30日をもちまして契約満了で砂岡事務所を退所致しました。代表、マネージャー含め沢山の方々にお世話になり役者として色んな仕事をさせていただきました。また、事務所は退所いたしましたが、僕は変わらず役者として生きていきます。応援のほどよろしくお願いします。
— 吉田翔吾 (@SYOGOYOSHIDAda) November 30, 2019
この時期、相方とも呼べる久下恭平に、TacT・忍ミュで共演した栗原大河など彼の周辺でも事務所退所、フリーになるという動きが多かったため、この時期の発表は胸のざわつくものでしたが、ツイートにあるよう、そしてその後の活動にもあるように役者を続けていくという事で私含めファンは安心しました。
退所前から所属していた劇団、ポップンマッシュルームチキン野郎では変わらず活動を続けていきました。
PMC野郎では、2014年の『うちの犬はサイコロを振るのをやめた』の初演に出演しており、出演はオーディションで決定したとの事。
この決定をきっかけに劇団に入団する事となり、それ以降のPMC野郎の作品には全て出演しています。
ポップンマッシュルームチキン野郎は、ギリギリのブラッグジョーク・下ネタや倫理のない笑いを主軸としつつ、脚本演出の吹原さんの濃厚なストーリーで最後は笑い、泣くことができる素敵な劇団です。
個人的にもとても好きな劇団さんですのでおすすめさせてください。
久下恭平さんも2019年にPMC野郎に出演しており、DVDの販売もされていますので、気になる方はぜひPMC野郎公式のメールからご購入下さい!
2020年5月18日、ポップンマッシュルームチキン野郎主宰 吹原幸太様が亡くなられました。
一ファンとして、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
PMC野郎では、大きな舞台に出る前からお世話になっていたようで、劇団も主宰さまも父親のそうな存在であったでしょう。
6月に予定していた公演は新型コロナウイルスの影響で公演中止となりましたが、どこかで上演されることを願っております。
そしてPMC野郎の縁で、西田シャトナー作品にもよく出演しています。
西田さんはPMC野郎では吹原さんと共同で脚本を担当したり、グッズデザインなどで関わられていました。
その縁からか、吉田翔吾は
・SHATNER of WONDER「小林少年とピストル」
・ジョー&マリプロジェクト「熱闘!!飛龍小学校☆パワード」
等の作品に出演しています。
まとめ
小劇場で確実に力強くかつ自然な演技力を身につけ、これからも活躍していくであろう吉田翔吾さん。
これからも小劇場、大きな舞台で活躍する姿を期待して、またTwitterにあがる絵も楽しみです。
すごい胆力のあるお芝居をする方なので、さらなる大きな活躍を願っています!