同担拒否

若手俳優のオタクをしていると、いつか目にすることになる言葉に「同担」や「同担拒否」といったものがあります。
ときに、オタク同士のトラブルに発展してしまうこともある同担問題について触れてみたいと思います。

同担、推し被りって?

「同担」や「推し被り」とは、同じ人を応援している人のことを指します。
名前を知ってて顔がなんとなく好きといったライトなファン同士ではあまり使わず、その俳優さんのオタクとして行動しているオタク同士で使われることがほとんどです。

同じ人のオタク同士なので、その人の舞台やイベントといった場で、よく顔を合わせる存在となります。
名前は知らないし話したことはないけど、顔は覚えているような状態です。

同担同士仲良くしたい人、同担とはできれば関わりたくない人、同担は絶対無理な人、と同担へのスタンスは人それぞれです。
もし同担との交流を考えているなら、まず最初に相手がどんなスタンスを持ってオタクをしているのか。
それを探ってみるといいかもしれません。

同担拒否をしない理由

同担かどうかにこだわらず、人として好きだから交流を持つというタイプの人がいます。
良き友人かつ同担となるので、舞台で連番したり、終演後にアフターに行き感想を語り合ったりします。
その人だから仲良くしている、という場合、他の同担については歓迎しない可能性もあります。

一方で、一人で舞台やイベントに行くのが苦手だったり、情報共有も兼ねて同担を歓迎する人もいます。
現場ではグループとして行動することも。
現地で声をかけて仲良くなる他に、SNSのハッシュタグを活用してつながっている場合もあります。

同担拒否になる理由

同じ人を応援していると、ちょっとしたことで他のオタクと自分を比較してしまうことがあります。
その結果、落ち込んでしまったり、応援することに対して後ろ向きなってしまう人は、同担拒否という立場を取っているようです。

また、応援している人に「ガチ恋」と呼ばれる本気で恋をしているオタクも、同担拒否をする傾向にあります。
ガチ恋の人にとって、同担はいわば恋のライバル。
あえて恋のライバルと仲良くする理由が見つからないのです。

あなたは同担拒否タイプ?

同担拒否をするかしないかは、その人の気持ち次第です。
例えば、他のオタクが、「接触のときにこんなことを言ってもらえた」「特別対応されちゃった」と盛り上がっていたとします。

その話を聞いて嫉妬でイライラしてしまうなら、その人とは一定の距離を取ったほうがいいかも。
逆に、その話に素直に「おめでとう、よかったね!」と言えるなら、同担同士であっても友人として仲良くできそうです。

同担同士での上手な付き合い方

同担であっても、結局は人付き合いの一種です。
ストレスなく一緒に過ごせる相手であれば、同担同士で仲良く過ごせるでしょう。

注意したいのは、いわゆるマウント行為。
応援している歴や、舞台に入る回数、座席の良し悪しやトレーディンググッズの回収率など、ささいなことが火種になる可能性も秘めています。

特に接触での対応や、俳優からの私信の話などは、関係にヒビが入りやすい話題です。
よかれと思って話したのに、それが相手にとって地雷になっしまっては、せっかくの関係が台無しになってしまいます。
自分が言われたらイラッとしたり、悲しくなってしまうような話題を避けて、お互い気持ちよく現場に通える関係が築けると素敵ですよね。

まとめ

同担との付き合い方は人それぞれ。
あなたが一番快適に応援できることが大切です。
同担のことを気にしだしてしまうと、キリがありません。
自分なりのちょうどいい同担との距離感を見つけて、充実した若手俳優オタクライフを過ごしてください!

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