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『ツキノ芸能プロダクション』

この芸能事務所の名前を聞いたことがある人は、この界隈に生きる人間には多いのではないでしょうか。
しかし、よく知らない人にとっては結局何なんだ?となることがあると思います。
「ツキ」という名前がつくシリーズ…くらいにしか分からない。

『ツキノ芸能プロダクション』(通称ツキプロ)は、ムービックが発売するCDシリーズ、及びその他の作品に登場する架空の創作芸能事務所です。
2012年に「ツキウタ。」シリーズが始まり、ツキプロに所属する2つのアイドルユニットが登場しました。
その後、次々と新しいユニットが誕生し、ツキウタ。以降に登場したユニットは「後続組」と呼ばれました。

そしてこの2.5次元ブームに、ツキノ芸能プロダクションのシリーズも舞台化しました。
ツキウタはドラマCD、楽曲、アニメーションなどに展開している作品で、そのCD、楽曲、世界観をベースに舞台化されています。
そして、ツキプロにユニットがたくさんあるように、舞台にもたくさんの種類があるのです。

『ツキステ』『スケステ』『イブステ』…ほかにもライブがあったりします。
この種類の多さが、初めてこの沼に入るときに、まず一番混乱するところではないでしょうか。

今回は、このツキプロの所属するアイドルユニットと併せて、ツキプロ舞台の解説をしていきます!

ツキステ。


『2.5次元ダンスライブ「ツキウタ。」ステージ(2.5 dimensions of dance live「TSUKIUTA.」stage)』、通称『ツキステ。(TSUKISTA.)』

『ツキステ』では、12か月の月の和名が名前に含まれるキャラクターたちで構成された『Six Gravity』(通称グラビ)『Procellarum』(通称プロセラ)の2つのユニットがメインキャストとなっています。

「ツキウタ。」のキャラクターたちが動く様を初めて見られたのは、なんとアニメではなくこのツキステの舞台でした。
ツキステの舞台は「お芝居パート」「ダンス、ライブパート」と別れており、キャラクターの魅力を最大限に楽しめるダンスライブ形式の舞台になっています。

2016年4月23日にツキステの第一幕が上演されました。
昼夜でグラビメイン、プロセラメインの2バージョンを上演。
その後、約半年のスパンで公演を行い、公演数は第一幕に続き「幕」で数えています。
2020年現在では第十幕の公演までが決定しています。
グラビ、プロセラはツキプロシリーズの中でもメインのユニットの舞台であり、いわゆるツキノシリーズの本公演という立ち位置として把握しておくので良いのではないでしょうか。

スケステ


『2.5次元ダンスライブ S.Q.S(スケアステージ)』通称『スケステ』

「ツキウタ。」シリーズでの後続組ユニット『SolidS』『QUELL』の2ユニットがメインキャストの舞台です。
この2つのユニットの頭文字「S」「Q」をあわせたシリーズ名称『SQ(スケア)』となっていることから舞台、劇場版は『S.Q.S』という略称で呼ばれている。
ツキステと同じく芝居、ダンスライブの2部構成となっています。

2018年5月17日にEpisode1が上演されました。
ツキステと同様にSolidSメイン、QUELLメインの2バージョンを昼夜別れて上演されています。
こちらも約半年スパンで公演が行われており、Episode4までは「Episode」で公演数を数えていましたが、5回目の公演では「第五幕」と表記されており、今後どう数えられていくかは不明です。
ツキステを本公演ととらえるのならばスピンオフ第一作目と考えると分かり易いかもしれない。

イブステ


『2.5次元ダンスライブ ALIVESTAGE( アライブステージ)』(通称:イブステ)
「ツキウタ。」シリーズでの後続組ユニット、『SOARA』『Growth』の2ユニットがメインキャストの舞台です。
ツキステ、スケステと同じく、芝居、ダンスライブの2部構成となっています。

2019年5月15日にEpisode1が上演されました。
Episode1はツキステ、スケステとは違いユニットごとの公演ではなく、全て同じ内容の公演が行われました。
Episode2からはツキステ、スケステと同じようにSOARAメイン、Growthメインと2バージョンの公演が上演されています。
現時点でツキプロ舞台シリーズの一番若いシリーズになり、2020年現在でEpisode3まで公演がされています。
スピンオフ第二作目ととらえられるのがこのイブステです。

ルナライ


『LUNATIC LIVE』(通称ルナライ)
こちらは上記3つと違い、ダンスライブがメインのステージです。
普段であれば2部構成であるところを、ほとんど芝居パートがなく、ダンスパフォーマンスで魅せるダンスライブです。
2016年、2017年に開催されたルナライはツキステシリーズの『Six Gravity』『Procellarum』のメンバーのみの公演でしたが、2018年は「ツキステ。」&「スケステ」合同ダンスライブ『LUNATIC LIVE 2018 ver BLUE & RED』として4ユニットのダンスライブが実現しました。

Memorial Tour


『TSUKISTA. Memorial Tour 2018』(通称MT)
2018年、ツキステ。第一幕から第四幕までの公演で使用された楽曲で、ダンスライブで全国を回るライブツアーです。
東京、大阪、名古屋、仙台、そして台湾にも進出しました。
よみうりランド会場では『体感型脱出ゲーム ツキステ。RABBITS KINGDOM inよみうりランド ~兎王国からの脱出~』が同時開催され、イベントライブ共に盛り上がりました。

ツキノシリーズ舞台の特徴

このツキノプロダクションの舞台での大きな特徴は『CD音源を使用する』ことにあります。
俳優たちはダンス、芝居でのパフォーマンスをしますが、歌唱をすることはなく、原作の耳に聴き馴染んだキャラクターの歌声を届けています。
原作がCD媒体であると言うことを最大限に尊重した2.5次元舞台と言えるでしょう。

まとめ

まとめとして、ツキプロの舞台の種類は3つ。
・ツキステ。
・スケステ
・イブステ

ダンスライブステージの種類は2つ。
・ルナライ
・Memorial Tour(全国ツアー)

全てツキノ芸能プロダクションに所属するユニットたちの物語で、アドリブパートも含めて芝居、ダンス、パフォーマンスをハイクオリティで届けてくれる舞台です。
客降りなどのファンサービスも多く、女性層から多大なる人気を集めています。

名前がたくさんあって私も当初はかなり混乱しましたが、
4年続く王道長寿舞台ツキステ。、タイプの違うユニットの個性が出るスケステ、若く、バンド設定と色の違うイブステ。
それらを盛り上げるダンスライブ ルナライ。

長いシリーズなので手を出し辛いと思うかもしれませんが、どれも途中から手をだしても楽しめますよ!
そして、ツキプロ本編にはまだ舞台化されていないユニットも存在するため、これから舞台化していくかもしれません。

今後のツキノプロダクションの舞台にも期待ですね!

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