推しのためにヘアメイク

若手俳優の現場には、様々なタイプの女性ファンが集まってきますが、そのほとんどが身なりに気を使っている印象です。
特にイベント会場では、かわいい服装やヘアアレンジのファンが目立ちます。
今回は、そんな若手俳優オタクのヘアメ事情にスポットを当ててみましょう!

ヘアメとは

若手俳優界隈で耳にする”ヘアメ”とは、お店でやってもらうヘアメイクのこと。
舞台やイベントの現場で、きれいに髪型をアレンジしているファンを見かけることがあります。
彼女たちは、サロンでヘアアレンジを仕上げてもらってから現場に来ているのです。

どういうときにやるの?

握手会やツーショット撮影など、接触のあるイベントの際にヘアメをする人が多いようです。
たとえ数秒であっても、推しと1対1で会話を交わす時間が発生します。
そのときに、少しでもかわいく見られたい、きれいな状態で会いたい!と思うのは自然なことかもしれません。

そのほか、舞台の千秋楽や、最前列で入る日、推しの誕生日と被っているお誕生日公演などなど。
ヘアメをよくする人は、「この日は気合いを入れたい!」という日に利用しています。

どこでやるの?

自分でやる以外には、美容院やヘアメ専門のサロンでやってもらいます。
自宅近く、もしくは劇場やイベント会場の最寄り駅などでお店を探すと、タイムロスも最小限で済んで便利です。

開場前に物販などがある場合は、多少ヘアメの時間が押してしまっても焦らないように、時間に余裕をもって予約することをおすすめします。

ヘアメ時に気をつけるべきこと

現場はパーティー会場ではないので、とにかく盛ればいいというわけではありません。
座席に座ったときに、周囲の人の視界の妨げになるようなヘアアレンジはマナー違反です。
頭の高い位置にお団子などを持ってこないことはもちろんですが、サイドに大きく飛び出すようなアレンジも、後方の人にとっては視界の邪魔になってしまうのでやめましょう。

小さなリボンやリボンの編み込みは問題ありませんが、大きなリボンをつけるようなアレンジも基本的には歓迎されません。
劇場での観劇マナーを基準に、自分のしてみたいヘアアレンジをオーダーしましょう!

ヘアメはこんな人におすすめ!

自分ではうまくヘアアレンジができない、時間がかかってしまう。
そんな人はお店でやってもらうのがおすすめ。
20分前後で、自分ではできそうにないアレンジを仕上げてくれます。

時間とお財布に余裕があれば、普段メイクをあまりしない人や、メイクに自信がない人にもおすすめです。
ヘアアレンジを受け付けているサロンは、たいていメイクも受け付けています。
メイクとヘアアレンジを頼めば、プロの手でいつもとは雰囲気の違う自分になれるうえ、メイクの勉強にもなって一石二鳥です。
似合うメイクがわからないと悩んでいる人は、一度頼んでみるといいかもしれません。

ヘアメ初心者でも怖くない?

美容院やサロンが苦手、という人も多いかもしれません。
最初は少し勇気が必要かもしれませんが、「推しに少しでもかわいい状態で会いたい!」という気持ちで乗り込みましょう!

お店にはイベントのためにヘアメするお客さんも多く訪れるため、「俳優さんのイベントなんです」と伝えると、案外スタッフも察してくれます。
オーダーの際に、後ろの人の視界の邪魔にならないようなアレンジがいいと相談すれば、ちょうどいいアレンジを提案してくれるので安心です。

ヘアメはときに”武器”になる

ヘアメは、自分をよりかわいく演出するための手段であると同時に、自信を持つための”武器”です。
実際にどれくらいかわいくなったか、というのは、もしかしたら他人から見てもわからないものかもしれません。
でも、「プロの手でいつもと違う自分にしてもらった」と自信を持つことで、ちょっとだけ前向きな気持ちで推しとの接触に挑めるのです。
自分に自信がない人こそ、ヘアメという”武器”を身につけて、推しに会いに行ってみてはどうでしょうか。

まとめ

ヘアメは披露宴やパーティーのお呼ばれの際のもの、というイメージがあるかもしれませんが、若手俳優の現場ではわりと日常的に利用されています。
推しと会う、推しと話す、といった特別な時間のために、お店でのヘアメを上手に活用することをおすすめします!

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