劇場のロビー

舞台の上演時間はまちまちですが、2時間半を超える舞台になると途中休憩が入ることがよくあります。
この休憩時間、意外と何をして過ごすか迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は休憩時間の過ごし方やポイントをご紹介します。

休憩時間の長さは?

休憩時間の長さは作品にもよりますが、10~20分程度ということが多いようです。
回数は1回の場合が多いですが、2回以上休憩が入ることもあります。
事前に公式サイトのお知らせや劇場での掲示、公演前のアナウンスで案内があるのでチェックしておきましょう。

トイレに行く

休憩時間といえばトイレに行くという人が多いのではないでしょうか。
劇場のトイレはどこも混雑する傾向にありますので、早めにトイレに並ぶことができるとベストです。

休憩中にトイレに行こうと思っている人は、あらかじめ近い出口とトイレの場所をチェックしておくとスムーズにホールを出られます。
ただし、席の中央付近にいる人は客席通路に出るためには他の人の前を通ることになります。一言「すみません」という言葉をかけて前を通るとスマートです。

物販に並ぶ

休憩時間中の物販はチケットを持っている人のみを対象としているため、開場前や公演終了後の物販よりも空いていることが多いです。
そのため、開場前にパンフレットやブロマイドを買い忘れたという人は、物販に並ぶのも良いでしょう。

また、公演グッズの実物を飾ってあることも多いので、バッグやドリンクボトルといった小物の実物を見たいという場合にもおすすめです。
トイレに行く場合と同じく早めにホールを出られるよう出口は確認しておきましょう。

喉を潤おす

劇場内は乾燥しているため、意外と喉が渇きます。飲み物を飲んだりのど飴を舐めたりすると2幕も集中して観劇できます。
劇場内は飲食禁止というところがほとんどなので、ロビーに出てから飲み物を飲みましょう。
劇場によってはロビーで飲み物や軽食を販売しています。そうでない劇場でもロビーに自動販売機があるところが多いです。

パンフレットやちらしを読む

座席で休憩時間を過ごす場合にはパンフレットやちらしを読んで過ごすのも良いでしょう。
パンフレットでは舞台上で気になったキャストのプロフィールをチェックしたり、出演しているキャストのビジュアルを楽しんだりできます。
ただし、パンフレットでストーリーの結末がさらっと書かれていることもあるので、ネタバレを避けたい場合には要注意です。

ちらしは入場時に配られたり、事前に座席上に置かれていたりします。
ちらしのビジュアルやストーリーで思わずチケットを取りたくなることもよくあります。
お手軽に出演キャストの次回作がチェックできますので、休憩中に「暇だな」と感じたら是非ちらしも見てみてください。

感想をメモする

1幕の記憶をすぐに形に残しておきたいという場合には、休憩中に手帳やスマートフォンにメモを取っておくのもおすすめです。
良かったシーンや気に入った台詞をメモしておくと、後でファンレターを書くのにも役立ちます。
さらに、日替わりシーンはTwitterなどのSNSで投稿されているところもよく目にします。記憶が新しいうちにメモをするのに休憩時間は貴重な時間です。

また、最近ではWEB形式が増えたもののまだまだ紙で回収するアンケートもあります。
その場合は、1幕時点で気になったところをアンケートに書いておくのもおすすめです。
なお、休憩中にスマートフォンの電源を入れた場合は、2幕までに必ず再度電源をオフにすることを忘れないようにしましょう。

休憩中も楽しい観劇の一部

トイレや物販を済まそうとすると意外と短く感じる休憩時間。
トイレが混み合う劇場だと、慌てて席を飛び出す人の姿もよく目にしますが、お互い気持ち良く過ごせるように譲り合いの気持ちも忘れずに持っておきたいものです。
休憩中は足元の荷物を座席の下に入れたり膝の上に置いたりして、通路を空ける心配りもできると良いですね。

また、休憩時間は二幕に向けて気持ちを整理する時間でもあります。
気になるキャストをチェックしたり感想をメモしたり、有意義な時間にしましょう。

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