ソーシャルゲームの2.5次元作品として、初のプレイヤー不在という新しい試みのもと、ゲームとは全く違うストーリー、それを納得させる脚本とキャストの演技力が凄かったです。30代以上のベテランの方が多かったのも要因ではないでしょうか。舞台装置も独特で、狭い舞台を縦に二分割し、歯車のように回転させることで奥行きを出し、キャラクター同士の関係性、物語上の複線を上手く表していました。原作ゲームとは完全に別のストーリーでしたが、ゲームでは表現しきれない部分を見事に表現した傑作だと感じました。