シリーズ
公演日程
2016年5月3日-14日 シアター1010
2016年5月17日-20日 大阪メルパルクホール
キャスト
三日月宗近 : 鈴木拡樹
山姥切国広 : 荒牧慶彦
宗三左文字 : 佐々木喜英
江雪左文字 : 輝馬
小夜左文字 : 納谷健
薬研藤四郎 : 北村諒
へし切長谷部 : 和田雅成
不動行光 : 椎名鯛造
一期一振 : 廣瀬大介
鯰尾藤四郎 : 杉江大志
燭台切光忠 : 東啓介
鶴丸国永 : 染谷俊之
<アンサンブル>
小笠原慶顕
釣本南
並木鉄平
福島悠介
外村泰誠
三上竜平
柳沢卓
山下潤
山田諒
結城伽寿也
吉田邑樹
渡辺寛久郎
2016年5月12日 at 11:23 AM
正直、見るまではキャラクターのイメージと違ったらどうしようと不安でした。が、自分がイメージしていたキャラクターそのままで驚きでした。役者さんたちの喋り方や声までよく似ていて、熱心に研究されたんだなと、プロ意識を感じました。
恐らく、ファンの二次創作で定番のイメージも参考にされたのではないかと思いますが(光忠の料理ネタなど)、過剰に媚びることもなく、ちょうどよい雰囲気でした。ほのぼのする会話のやり取りも含まれていて、見ていて和みました。
舞台の見所はなんと言っても戦闘シーン。カッコいいの一言です。それもただカッコいいだけではなく、各キャラクターがしそうな動きをそれぞれされていて、こだわりを感じます。イメージが壊れるどころか、ますますキャラクターが好きになる、素晴らしい公演でした。
2016年5月16日 at 6:36 PM
一期一振が大好きである為お芝居中ずっと一期一振ばかりを観ていた者の感想です。
一期一振と言えば粟田口派唯一の太刀であり、天皇に献上されている為気品あふれるキャラとして舞台では出てくるのかなと当初予想していました。確かに舞台でも、本丸に居る時は物腰の柔らかい雰囲気醸し出していましたが、戦闘シーンとなると一転、大分冷酷な感じで敵を薙ぎ払っていて、ゾクゾクしました。
敵を切った後毎回、一度刀を大きく振り下ろして、刀に付いた血を落とすような仕草をされていて、そこに潔癖さというか、敵を汚物として認識しているように受け取れ、その一つの仕草に興奮しました。廣瀬くんが一期一振で良かったです。
2016年5月17日 at 11:20 PM
想像していた以上にみんな本物でした!
何人かキャラをあげると、まず薬研。
たいてい三次元にすると、二次元の見た目の方をいいなと思うのですが、薬研に関しては実写化ばっちりでした。美しかった。
キレイな見た目に、声は男らしく。どこからみても薬研でした。
個人的には鶴丸さんの見た目も好みでした。
声がすばらしかったのが三日月と燭台切。キャラの声に似せてくれていてすんなり入ってきました。
あとすごくキャラに似ていたというわけではないのですが、いいなと思ったのが一期一振。
彼の演じ方すごくよかったです。ロイヤル一期でした。
話の内容的に出番が少ないのが残念でした。もっと見たかった。
内容は、信長!信長!信長!
何を言っているんだという感じでしょうが、ひたすら信長でした。
信長とは何者か?自分にとっての信長とは?という感じ。
みんな本当に信長!信長!言っていてたので、全部で何回信長と言ってたのか誰か数えて欲しい。
全体的にすごく満足でした。次回作があったらまた見たいです!
2016年7月20日 at 7:12 PM
ミュージカルが多い2.5次元の中では珍しく、ストリートプレイでの舞台でした。
歌やダンスも魅力かとは思いますが、お芝居だけでキャラクター一人一人の魅力が存分に発揮されていて、観劇していた時は放心状態でした。
また殺陣も素晴らしく、縦横無尽にステージを駆け巡る刀剣男士達はパソコンのブラウザで見る立ち絵をリスペクトしつつ、躍動感溢れるエネルギッシュなものでした。
コンテンツ的に審神者の扱いも上手く落とし込めていたと思います。
声やビジュアルを出さないことで、どんな審神者かこちらが好きなように設定出来たので、そういうストレスもありませんでした。
とにかく今年一チケット入手が困難な舞台でしたが、頑張った甲斐があった舞台でした!
2018年3月19日 at 2:13 AM
私はかつて、2.5次元の世界にあまり良い印象を持っていませんでしたが、この作品のお陰で今ではとても楽しいと積極的にDVDなどを手に取るなどして楽しむようになった思い入れの深い作品なのです。
ストーリーはもちろん、シリアスな場面とコミカルな場面が調和したテンポの良さ、ふとした表情や仕草、セリフの言い回しから感じる、それぞれのキャストさんからのキャラクターに対する愛情。何より、動きにくいだろう衣装を見に纏いながらも、手に汗を握るような迫力のある殺陣のシーンは、一見の価値ありです。
個人的に気に入っているのは、軍議のシーン。これは日替わりで行われていたものなのですが、千秋楽公演の際の軍議は、おはぎを口にいくつも詰め込まれる長谷部や、おはぎを「おはげ」と言い間違えた山姥切にも思わず声を上げて笑ってしまいました。
繰り返し、何度でも見たくなる作品です。