夜行バスで新宿へ

さて皆様日ごろどうお過ごしでしょうか。
年末、年明けが迫り、舞台の予定もどしどし増えていき、チケット代で首が回らない時期なのではないでしょうか。

しかし、舞台への出費はチケットだけではなく「交通費がねぇ」と思っている、地方在住の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は演劇、舞台オタクでありながら遠方在住、いわゆる「地方オタ」として、舞台をおっかけている身の私が、推しにかける以外のお金をいかに節約するか、交通費、そして都内滞在中の節約方法を書かせていただこうと思います。

今回、都内、関東近郊の方には縁のないお話になってしまうかもしれませんが、舞台を追っかける我々にとってお金は最重要オブジェクト。
もし興味がありましたら読んでいただけますとなにかお力になれるかも知れません。

地方からの遠征にかかるお金って?

まず、遠方に住む地方オタの我々が1つ舞台を見るためにかかるお金を整理してみましょう。

①舞台のチケット代金
②舞台に行くための交通費(往復)
③都内滞在中の必要代金
④場合によりホテル等宿代

都内関東近郊に住まれる方には必要の無い項目が多くありますね。
では、これらをどのように節約していくのかを見ていきましょう。

①舞台のチケット代金

これはもう節約のしようなくないか!?
わたしもそう思います、ほぼないです。が少しでも、という気持ちで書きますね。

推しへの一番の課金であるチケットなので、節約したいかというと違うのですが、みなさん経験があるでしょう、「システム料金」「発券手数料」の高さに驚いたことはありませんか?
節約できるとしたらそこしかありません。
大きな舞台では、チケットの申し込みができるサイトが複数あったりします。
各プレイガイドごとに若干手数料、発券手数料が違うことがありますので、使いやすいサイトを選ぶのもあり、手数料で決めていくのもあり、ですね。

そして、チケットの支払方にもいくつか方法があります。
クレジットカード、コンビニ、銀行振り込みなどなど・・・。
支払いでは、「クレジットカード」をおすすめします。
コンビニなど経由する会社が減るため、手数料がかからないことが多いです。
クレジットカード決済だと確実に決済されてしまうため、当選後に重複を選んだりなどできませんが(本来はしてはいけない行為です)手数料がかからないので、特に何枚も申し込んだときなどは助かりますね。

②舞台に行くための交通費(往復)

こいつが一番厄介ですね!
とあるTwitterのバズツイでも、「私はJRに貢ぎたいわけじゃない」と嘆いた地方オタがいたことをよく覚えています。私も同じ思いです。
まず主な交通方法はこちらでしょう。

・バス(昼行・夜行)
・電車(有料特急)
・新幹線
・飛行機

地域にも寄りますが、項目の上から順にかかる時間も長い→短い、値段も上から安い→高いになるかと思います。
もうこれは遠方にいる以上仕方のない出費ですね・・・これを削るには、

・予約サイトの見比べ
・予約サイトでのポイント利用

が個人的には大事なのではないかと思います。
この中ではバスが一番安いので、バスを例にお話します。(他機関でも同じように調べるとよき!)

まず、「夜行バス比較」という各会社の情報をまとめてくれているサイトがあります。
それを見て、最安値を確認します。もちろんそこから予約してもいいのですが、ポイントを溜めておくと溜まってから、また交通費を削減できることがあるので、楽天トラベルやそのほか予約サイトでもその最安値かどうかを確認します。
同じ便でも違う代金での予約受付があったりもしますのでここの確認が大事かと。
同じ代金であれば私は楽天トラベルから予約をし、楽天ポイントを次回のために貯めておきます。

もちろん、バスでの移動は体力的にしんどいものもあり、時間がかかります。
当日の舞台を楽しみに来たのに体力的に参ってしまっては元も子もありません。
なので、ここは個人の「ご都合」と「お金」の相談しうる場所ではあるのですが、個人が無理のない交通手段で東京まで脚を運べるとよいですね。

③都内滞在中の必要代金

これが地味にお金がかかるところだと思っています。落とし穴です。
たとえ夜行バスで安く来れても、舞台までの時間を潰すために、どこかでお金を使わなければなりません。
夜行バスできたのならお化粧もしなくてはいけない。
これも交通費の項目と同じく、個人にあったものを探すのが一番だと思いますので、いくつかパターンをあげていきます。

・体力問題ナシ!とにかくお金使いたくない

→駅構内のトイレ、もしくは付近のトイレで化粧を済まし、どこか飲食店に入るのがおすすめ。
 究極的に節約するのならばマクドナルドが24時間営業が多く、イートインスペースもあり安心。
 夜行バスの到着時間だと、空いてないお店も多くあるため空いてるお店を要チェック。
 ただその朝早い時間から、早くてもマチネ(13:00ごろ)まで時間を潰すのはかなり暇、で暇すぎて体力を持っていかれることも。

・体力はともかく化粧はゆったりちゃんとしたい

→パウダールームの利用をオススメします!
 駅周辺、ちょっと歩く場所に大体あります。化粧品の貸し出しやドライヤーの設備などもあり、女性専用予約制などなどゆったり安心してお化粧ができます。
 場所によってはシャワーを浴びることもできたり。ただお値段はまちまち。
 その後の時間潰しが出来るほど長くはいられないので、どこかへ移動する必要があります。

・体力的に無理!休みたい

→ネットカフェへGO!
 マチネ時間までのネカフェなら安いものです。そしてここ最近のネットカフェは十分に眠れる設備があります。
 オプションでのシャワー室もあり、個人の部屋のようになっている部屋も多いため、お化粧もゆっくりできます。
 駅周辺には多くあるため難民になることもないでしょう。

このように遠方から来ると舞台を見るためだけのお金では済まないのは本当に悔しいですね。
他にも、荷物を預けるロッカー代、降車場所から会場への交通費など多くお金がかかります。
できるだけ荷物を少なくし、ICカードでの移動もろもろ、ちっさいことからちまちまと節約していきましょう。

④場合によりホテル、宿代

日帰りで帰ることが一番、この宿代を削減することに繋がるのですが、遠征はまとめてした方がお得。
いちいち交通費を払うのではなく、宿代を払い観劇をまとめた方が最終的にはお金がかからないのです。

ほとんど交通費と同じ考えになりますが、特に宿代ではその考えが大事になります。
有名なところでいくと、じゃらん、トリバゴなどなど・・・ホテルも比較サイトがありますが、そのようなサイトを見比べた上で、自分がためているサイトで予約、ポイントをため、次の遠征のために残しておく・・・ホテルは額が大きいことがありますので、ポイントがよく貯まり、後日大きく削減できたときには過去の自分に感謝することになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
あまり多くは書けませんでしたが私が行っている節約部分の一部でした。
読んでみると、ちまちましたことや面倒なことをやっていると思います。

ですが、少しでも推し以外の出費を減らし推しへの投資を増やすには、これが大事なんだと思いました。
地方在住であることはとんでもないハンデですが、そんなことも吹き飛ばしてくれる推しに会うために、
これからも地方オタがんばって生きましょう!

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